宅建業の申請書類に略歴書があります。
新規、更新、変更(就任)には必ず必要な書類なのですが、書き方に困っている方もいるのではないでしょうか。

もくじ

  1. 書く項目
  2. 書く範囲
  3. まとめ

書く項目

略歴書には、

  • 住所
  • 電話番号
  • 名前(フリガナ)
  • 生年月日
  • 役職
  • 取引士の登録番号
  • 職歴

があります。

書く範囲

上記の項目について職歴以外は難なく書けると思いますが、職歴は代理人に頼んだとしてもこればっかりは自分が書くしかありません。手引きには最終学歴以後の職歴と書かれており社会人歴が浅い方であればすぐ書けますが、いろんな会社で経験と役職を積み重ねてきた方であれば記憶から絞り出すのは至難の業です。

枠の下には“上記の通り相違ありません”の文言がありますのでテキトーを書くわけにもいきません。

とはいえ、思い出せない、調べてもわからないのはどうしようもありません。日付まできっちり覚えている人の方が少ないと思います。

他の法人の役員を兼ねているなど現在継続中の事は書けると思います。もう終わったことについては誠意を出して記憶の範囲で書けばいいのではないかと考えます(個人的にですが)。

まとめ

わからないものは仕方がないですし、相違を指摘されればその時に素直に修正をすれば申請はスムーズに進むかと思います。

最終目的は申請を通す事ですから、そのあたりは柔軟で構わないのではないでしょうか。

注:この宅建業の内容は更新時の大阪府の手引きを基準にしており、ご覧になられている時点や他の都道府県では内容に相違がある可能性があります。